2000年から2001年にかけてミュンヘンの Haus der Kunst とボンの Kunstmuseum を巡回した展覧会のカタログで、全編ドイツ語ですが、1960年代から2000年にかけての作品がバランスよく収録されていて、特筆すべきは、ライマンが手がけたインスタレーション的な仕事の図版も少なくないことです。章立ては、マテリアルとか光、コンテクスト、時間など、テーマ設定による区分けがなされていて、編年式の構成ではないですが、それぞれに充実した論考が付されています。ライマンのカタログは、どれも造本に彼の絵画思想が反映されたような凝ったものが多いですが、このカタログも美しく仕上がっています。